①外れたゴム

 

 

経年劣化により、ガラス窓の周囲のゴム状のもの

(※グレイジングビート)が外れてきてしまいました。

 

このままですと、ガラスが外れる危険性もあります。

更にこれからの季節は虫などが冬眠の為に潜り込み、

室内に侵入する要因になる事も。

 

(防湿や断熱による冷暖房効果も悪くなり、

すきま風や防音も問題です)

 


②バックアップ材の施工

 

 

落下防止手すりなどを外し、施工しやすい用に

周囲の荷物を片付けます。

 

脱落に気を付けながら古いビートを外していきます。

 

ガラス面とサッシへのすき間を確認し、

適切なバックアップ材(ポリエチレンの独立気泡体)

にてシリコン充填の下準備を行います。

 

シリコーンが固まるまでの固定になるので、

動かないように奥までしっかり押し込みます。

 


③養生テープ貼り

 

 

バックアップ材で固定した後に

ガラスのクリーニングを行います。

 

窓枠もしっかり掃除する事により、

シリコンが剥離しにくくなります。

 

また、養生テープを貼りやすくする目的もあります。


④シリコンコーキングの充填

 

 

ここでいよいよシリコンコーキング材の

注入になります。

 

しっかりシーラントを周囲に充填し、

コーキングナイフで押さえてきれいに施工します。


⑤マスキングテープ巻取り

 

 

余分なシリコンが付着したマスキングテープを

周囲が汚れないようにを巻取り、

落下防止手すりや周囲の荷物などを元にあった場所へ

戻して施工完了です。

 

湿度もある夏場なら半日程度、

冬場でも一日程で軽く触った程度では

付着しないくらいに表面は固まります。

 

ただし、完全に固まるまで24時間はみてください。